オススメの一冊
No.019 | 日本 | 2004.06.17 up |
障害を越えて | 星野伸一 | |
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概要 寛の勤める病院に救急患者として運ばれてきた聴覚障害者の女性、礼子。 手話通訳のできる健常者と耳の不自由な美しい女性の愛の交流を清新なタッチで描く。 【著者オフィシャルサイト】 SIN HOSHINO OFFICIAL WEBSITE |
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感想 もの凄くピュアで、ストレートな恋愛・・・。 久しく忘れていたものを思い出させてくれました (;´▽`A`` この著者も足が不自由な方らしく、 『障害者の立場から見た理想の病院』 というものを上手く表現していると思います。 これらの問題は、これからの医療界にとって重要な課題の一つだと言えるのではないでしょうか。 |
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健友館 | ISBN 4773704527 | 定価¥1,000 |
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No.013 | 日本 | 2004.01.01 up |
幻の光 | 宮本輝 | |
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概要 人は精がのうなると、死にとうなるもんじゃけ 祖母が、そして次に前夫が何故か突然、生への執着を捨てて闇の国へと去っていった悲しい記憶を胸奥に秘めたゆみ子。 奥能登の板前の後妻として平穏な日々を過す成熟した女の情念の怪しさと、幸せと不幸せの狭間を生きてゆかねばならぬ人間の危うさとを描いた表題作のほか、3編を収録。 |
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感想 江角マキコ主演の映画がDVD化されたので知っている人も多いはず。 お恥ずかしながら、初めて原作を読みました (;´▽`A`` この昔ながらの手法、というか表現方法がすごくいい。 全体的に暗いイメージの本書だが、どこからともなく、ふわっと浮かび上がる暖かい光を読後に感じることが出来る。 そんな、やわらかな作品集です。 |
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新潮文庫 | ISBN 4101307016 | 定価¥362 |
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